ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

テガミノミセ、クルウォルデ 手紙の店、クルウォルで

手紙の店、クルウォルで

在庫僅少

定価
2,750円(本体価格:2,500円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 一般文芸
判型
四六判並製
ページ数
378ページ
初版
2026年10月9日
ISBN
978-4-488-01165-9
Cコード
C0097
装画
小泉理恵
装幀
岡本歌織(woven tale)

オンライン書店で購入

内容紹介

家族の自慢だった姉が同僚に騙され、借金を抱えて失踪してしまった――。それをきっかけに、妹である28歳のヒョヨンは映画監督になる夢につまずいてしまう。だが大学時代の伝手(つて)で、ソウルの延禧洞(ヨニドン)にあるレターショップ「クルウォル」でアルバイトを始めることに。こっくりした杏子(あんず)色の壁に囲まれて、便箋やペン、封筒などが入った木のチェストが並び、森林浴をしているような香りが漂う居心地のいい店だ。目玉は、「ペンパル」というサービス。不特定の誰かに手紙を書くと、引き換えに誰かの書いた手紙を一通もらえる。クルウォルを介し、見知らぬ誰かと名乗り合うことなく手紙のやり取りができるのだ。
サービスを利用するのは、ヒット作の次作に悩む漫画家、小説家を目指す会計士、妻を亡くした小学校の校長……。ヒョヨンは、手紙のやり取りをする人々を見守りながら、ゆっくりと自分自身と向き合っていく。

春から秋、クリスマスを経て新年へ。
四季のうつろいと共に、手紙でつながる人々の日常を愛おしく描いた癒しの物語。

著者紹介

ペク・スンヨン

2017年に文芸誌『文学思想』を通じて作家デビューした。 ウェブトゥーン『最強レシピで作ります! #伝説のアイドル』 の脚色を担当。出版レーベル「テクスティ (TXTY)」との出会いをきっかけに執筆した『手紙の店、クルウォルで』を2024年に刊行。2025年には、続編となる『너의 답장이 되어 줄게』(あなたの返信になってあげる)を刊行した。また、新作の恋愛小説とファンタジー・ヒーリング小説『환상상회』(幻想商会)の刊行を予定している。

小西直子 (コニシナオコ)

日韓通訳・翻訳者。静岡県生まれ。立教大学文学部卒。 独学で韓国語を学んだのち、延世大学韓国語学堂に語学留学。韓国外国語大学通訳翻訳大学院韓日科修士課程修了。訳書に、イ・ギホ『舎弟たちの世界史』、イ・ドゥオン『あの子はもういない』、チャン・ガンミョン『我らが願いは戦争』、ケン・リュウ/藤井太洋他『七月七日』(共訳)、イ・ヨンド 『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』ほか。