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ヒャクジユウサンダイメノシシヨミナライ 百十三代目の司書見習い

百十三代目の司書見習い

未刊

定価
3,300円(本体価格:3,000円)
ジャンル
  1. ファンタジイ > ファンタジイ
判型
四六判上製
ページ数
310ページ
初版
2025年11月21日
ISBN
978-4-488-01151-2
Cコード
C0097
装画
いとうあつき
装幀
藤田知子

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内容紹介

13歳になった子どもがどの職業の見習いになるかが決まる〈召命(しょうめい)〉の日。オリバーを採用したのは図書館の司書だという偏屈そうな老人だった。ところが翌朝出勤すると、師匠になるはずの老司書が発作を起こして死んでしまった。利用者たちは押しかけるし、図書館の本はとんでもない秘密を抱えているし……右も左もわからず途方に暮れるオリバーを助けてくれたのは、謎の少女と何匹もの猫だった。
見習い司書の奮闘を描く図書館ファンタジイ。

著者紹介

スチュアート・ウィルソン

オーストラリアのメルボルン在住。Prometheus Highシリーズで作家デビュー。『百十三代目の司書見習い』は第2シリーズの1作目。図書館で迷子になったことはないが、飛行機の機内で一度迷子になったことがある。

児玉敦子 (コダマアツコ)

東京都生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。主な訳書にハーディング『嘘の木』『カッコーの歌』『呪いを解く者』『ささやきの島』、マーティン&ニブリー『ベートーヴェンの真実』、エリス『エジソンと電灯』、共訳書にラング編〈アンドルー・ラング世界童話集〉、マーカス『アメリカ児童文学の歴史』などがある。