第二次世界大戦中、ローレルの母ドロシーはまだ若く、裕福な婦人の屋敷でメイドづとめをしていた。向かいに住む作家の美しい妻に憧れ、国防婦人会で彼女の手伝いをするのがドロシーの生き甲斐だった。彼女の夢は、いいなづけの写真家と幸せな家庭を築くことだったが……。2011年、女優となったローレルは、当時の母のことを探り始めた。浮かび上がる思いも寄らぬ母の姿とは? 最後の最後まで読 者を翻弄する、謎に満ちた物語。訳者あとがき=青木純子
*第6回翻訳ミステリー大賞受賞作
*第3回翻訳ミステリー読者賞受賞作
*第2位『このミステリーがすごい!2015年版』海外編
*第2位〈週刊文春〉2014ミステリーベスト10 海外部門
*第2位『ミステリが読みたい!2015年版』海外篇
*第8位『2015本格ミステリ・ベスト10』海外ランキング
ヒミツ 秘密〈下〉 【単行本版】
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