
2016.03.17
ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎が放つ 話題騒然の直木賞候補作! 『愚行録』映画化決定のお知らせ

デビュー作『慟哭』で脚光を浴び、『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井徳郎の超傑作ミステリー『愚行録』をオフィス北野企画・制作で映画化し、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野共同配給にて、公開することが決定致しました!
第135回直木賞候補作に選出された著者渾身の原作を映像化するのは、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学び、本作で長編映画監督デビューとなる石川慶。
脚本を『マイ・バック・ページ』、『聖の青春』などで注目を集めている向井康介が執筆。
主役で事件の真相に迫る週刊誌記者・田中に李相日監督作『悪人』で第34回日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した日本映画界を代表する俳優・妻夫木聡。
田中の妹・光子役に園子温監督作品『愛のむきだし』で鮮烈な印象を残し数々の映画賞を受賞、いまや海外映画祭でも評価を集める満島ひかり。
予想を覆す展開に圧倒的な衝撃が走る超傑作ミステリーが遂に、映画化!!
【ストーリー】
エリートサラリーマン、その妻、そして一人の子どもが何者かによって惨殺された。
犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは―。
この映画は、人間関係における秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の【愚行】が複雑に絡み合う。2017年、あなたの人間性が極限まで試される戦慄の群像劇にご期待ください。
タイトル:愚行録
監督:石川慶
脚本:向井康介
出演:妻夫木聡、満島ひかり、他
■配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野
■(C)2016「愚行録」製作委員会
■公式サイト gukoroku.jp
■撮影:3月中/都内および関東近郊にて全編ロケ撮影
公開:2017年 全国ロードショー
原作『愚行録』
著者:貫井徳郎
創元推理文庫
ISBN:978-4-488-42503-6
定価:756円 (本体価格:700円)