現在、全国書店様で東京創元社創立60周年フェアが開催されています。
著名人による推薦、マンガ家によるお気に入りキャラクター書き下ろし帯などと並んで、「あなたが選ぶ東京創元社のベスト1」という帯のものも用意されていますが、こちらは昨年読者の皆様にアンケートを行った結果をもとに作成したものです。

60周年特設サイトでは、800通を超えるアンケートの中から、読者の皆様からいただだいたコメントを一部ご紹介させていただこうと思います。
今回は、「作家別得票数第1位」の米澤穂信『さよなら妖精』に寄せられたコメントと、「総得票数第1位」のジェイムズ・Ｐ・ホーガン『星を継ぐもの』に寄せられたコメントをご紹介させていただきます。
 

米澤穂信『さよなら妖精』に寄せられたコメント。

・K・K様（22歳、女性）：
読んだとき、はじめて現実と向き合ったような気がした。
 

・H・K様（49歳、女性）：
読み返すとマーヤが写真館の軒下に雨宿りしている様子が浮かびます。普通の高校生が異国の人や文化に出会うことの楽しさ、辛さが感じられる一冊。切ないです。
 

ジェイムズ・Ｐ・ホーガン『星を継ぐもの』に寄せられたコメント。

・K・K様（47歳、男性）：
理由は不明ながら、独身時代に読んで感激し「自分に子どもができたら絶対に読ませよう」と思ったのを覚えている。で、昨年、無事に中2になった息子読ませることができました。
 

・Y・T様（65歳、男性）：
いままで読んだSF作品のなかで、もっとも驚きに満ちた作品でした。