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トショカンジマ 図書館島 【単行本版】

図書館島

在庫なし

定価
3,190円(本体価格:2,900円)
ジャンル
  1. ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
  1. 海外文学セレクション
判型
四六判上製
ページ数
362ページ
初版
2017年11月30日
ISBN
978-4-488-01664-7
Cコード
C0097
装画
影山徹
装幀
波戸恵+W.I

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内容紹介

世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞、キャンベル新人賞、クロフォード賞受賞

文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師の導きで書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、不治の病の娘と出会ったために、彼の運命は一変する。巨大な王立図書館のある島に幽閉された彼は、書き記された〈文字〉を奉じる人々と語り伝える〈声〉を信じる人々の戦いに巻き込まれてゆく。書物と口伝、真実はどちらに宿るのか? デビュー長編にして世界幻想文学大賞など四冠制覇の傑作本格ファンタジイ。

著者紹介

ソフィア・サマター

1971年インディアナ州生まれの作家・詩人。世界各地を転々としながら成長する。2013年にウィスコンシン大学マディソン校でアフリカの言語と文学の博士号を取得し、2016年からはジェイムズ・マディソン大学の准教授を務めている。2012年に作家デビュー。2013年刊行の初長編『図書館島』で世界幻想文学大賞と英国幻想文学大賞を受賞し、同年度のキャンベル新人賞とクロフォード賞も受賞する。2016年に『図書館島』の姉妹編となる長編『図書館島異聞 翼ある歴史』を、2017年に初の短編集Tenderを発表している。

市田泉 (イチダイヅミ)

1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家。訳書にジャクスン『処刑人』『なんでもない一日』、サマター『図書館島』、アンダーズ『空のあらゆる鳥を』、ハンド『過ぎにし夏、マーズ・ヒルで』他多数。

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