タンテイショウセツトジョジュツトリック 探偵小説と叙述トリック ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?
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- 定価
- 3,300円(本体価格:3,000円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判上製
- ページ数
- 344ページ
- 初版
- 2011年4月28日
- ISBN
- 978-4-488-01531-2
- Cコード
- C0095
- 装画
- 山野辺若
- 装幀
- 東京創元社装幀室
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内容紹介
作者が文章的に仕掛けた、読者の認識の錯誤を利用し、読後の衝撃を大きくする、“叙述トリック”というテクニック。アガサ・クリスティー『アクロイド殺し』を筆頭に、探偵小説において何度となく使われてきたこのテクニックに焦点をあて、探偵小説における叙述トリックの必然性を描きだす。「本格ミステリ評論」を題材に行なった巽昌章、法月綸太郎との公開鼎談も収録した、十年にわたって雑誌連載し、三十回分ずつ単行本化されてきた評論の掉尾を飾る一冊。著者あとがき=笠井潔