ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

コトリトオオカミノゲーム 小鳥と狼のゲーム Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム

小鳥と狼のゲーム

在庫あり

定価
2,860円(本体価格:2,600円)
ジャンル
  1. ノンフィクション・その他 > 評論・研究
判型
四六判上製
ページ数
388ページ
初版
2022年1月28日
ISBN
978-4-488-00396-8
Cコード
C0036
写真
Popperfoto/Getty Images
装幀
山田英春

オンライン書店で購入

内容紹介

1941年、イギリスは敗北の瀬戸際にあった。アメリカなどから食料や燃料を運ぶ輸送船がドイツ軍のUボートによって次々と撃沈され、飢餓で戦争継続が不可能になりつつあったのだ。この窮状を打破するため、一度は海軍を去った退役中佐ギルバート・ロバーツに白羽の矢が立った。彼の任務は、Uボートの作戦行動の秘密を探り、有効な対抗手段を考案し、それを大西洋を航行する艦長たちに伝授すること。そんな困難な任務を可能にしたのは、戦場から遠く離れた司令部でプレーされたボードゲームと、有能な若き海軍婦人部隊員たちの存在だった──。映画化決定、サスペンスフルな傑作ノンフィクション!

著者紹介

サイモン・パーキン

ジャーナリストとして〈ニューヨーカー〉〈ガーディアン〉などで活躍したのち、2015年に初めてのノンフィクション作品である、インターネット・ゲームなどをテーマにしたDeath by Video Game: Tales of Obsession from the Virtual Frontlineを発表する。2019年に『小鳥と狼のゲーム──Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム』を刊行。最新刊は2022年に発表の、ナチス・ドイツからの亡命者などをスパイ容疑で拘束したイギリスの収容所を描くThe Island of Extraordinary Captives: A true story of an artist, a spy,and a wartime scandal。

野口百合子 (ノグチユリコ)

東京外国語大学英米語学科卒業。フリードマン「もう年はとれない」「もう過去はいらない」「もう耳は貸さない」、ボックス「発火点」「越境者」「嵐の地平」「熱砂の果て」、クリスティ「秘密組織」、パーキン「小鳥と狼のゲーム」など訳書多数。