チキュウヨウネンキノオワリ

地球幼年期の終わり

  【新版】

アーサー・C・クラーク
沼沢洽治


地球幼年期の終わり

ジャンル
SF > SF
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:376ページ
初版:1969年4月25日
改版:2017年5月31日

ISBN:978-4-488-61104-0
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ク-1-2


装幀:岩郷重力+T.K


内容紹介

宇宙進出を目前にした地球人類。だがある日、全世界の大都市上空に未知の大宇宙船団が降下してきた。〈上主〉と呼ばれる彼らは遠い星系から訪れた超知性体であり、人類とは比較にならない科学技術を備えた全能者だった。彼らは国連事務総長のみを交渉相手として人類を全面的に管理し、ついに地球に理想社会がもたらされたが。人類進化の一大ヴィジョンを描く、SF史上不朽の傑作! 解説=渡邊利道



アーサー・C・クラーク

イギリスの作家。1917年生まれ。1946年に短編「抜け穴」でデビューし、以来アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインラインと並び称されるSFの巨匠として、豊富な科学知識を駆使したハードSFを発表し続けた。ヒューゴー賞とネビュラ賞の同時受賞を2度達成したほか、1986年には自らの名を冠したアーサー・C・クラーク賞が発足、さらに1998年にはナイトの称号を授かるなど、数々の栄誉を受ける。代表作は『地球幼年期の終わり』、『海底牧場』、『2001年宇宙の旅』、『宇宙のランデヴー』ほか。2008年没。


沼沢洽治

(ヌマサワコウジ )

1932年東京生まれ。東京大学文学部英文学科卒。主な訳書に、ヴァン・ヴォークト『宇宙船ビーグル号の冒険』『イシャーの武器店』『非Aの傀儡』、ベスター『分解された男』、クラーク『地球幼年期の終わり』ほか。2007年歿。