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判型:文庫判
ページ数:352ページ
初版:1976年1月23日
改版:2004年3月26日
ISBN:978-4-488-10544-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-2-14
装画:ひらいたかこ
装画:小倉敏夫
第一次大戦の戦火で故国ベルギーを追われた名探偵ポワロは、スタイルズ荘に身を落ちつけることになった。ところがそこの女主人が急死し、毒殺の容疑がその夫に向けられるという怪事件がもちあがる。独創的なトリックで捜査陣に挑戦する真犯人。世界の推理小説界にエルキュール・ポワロを登場させた、女王クリスティの記念すべき処女作。
アガサ・クリスティ
イギリスの作家。1890年生、1976年歿。1920年に『スタイルズの怪事件』でデビューして以来、長編短編集あわせて80冊を超す作品を発表した。着想のうまさと錯綜したプロット構成、それに独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』といった、すでに古典の座を占めるものも少なくない。彼女の創造した名探偵にはエルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。
田中西二郎
(タナカセイジロウ )1907年東京生まれ。東京商科大学卒。中央公論社勤務を経て、英米文学翻訳家。代表的な訳書に、ハーマン・メルヴィル『白鯨』、グレアム・グリーン『情事の終り』など。1979年没。