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舞台はイギリス屈指の歴史的な大邸宅チムニーズ荘。石油の利権を手中に収めんとする某国とイギリス政財界の要人が会していたところ、突如として殺人事件が発生する。心ならずもこの大事件に巻きこまれて、冒険好きの青年アンソニーは獅子奮迅の大活躍!手に汗握る事件の展開と、クリスティならではの意表をつく、どんでん返しの醍醐味。
アガサ・クリスティ
イギリスの作家。1890年生、1976年歿。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編短編集あわせて80冊を超す作品を発表した。着想のうまさと錯綜したプロット構成、それに独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』といった、すでに古典の座を占めるものも少なくない。彼女の創造した名探偵にはエルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。
厚木淳
(アツギジュン )1930年、東京日本橋に生まる。1953年、京都大学卒業。東京創元社取締役編集部長を経て、翻訳家。訳書に、火星シリーズをはじめとする、東京創元社より刊行のバローズ全作品、アシモフ『銀河帝国の興亡1〜3』、クリスティ『晩餐会の13人』『ミス・マープル最初の事件』『ポワロの事件簿1,2』、ディクスン『白い僧院の殺人』ほか多数がある。2003年歿。