山田順子
(ヤマダジュンコ )1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。主な訳書に、アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』、キング『スタンド・バイ・ミー』、クリスティ『ミス・マープル最初の事件』、リグズ『ハヤブサが守る家』、プルマン『マハラジャのルビー』など。
少女が連れ去られたときにローズが居合わせたのは本当に偶然だったのだ。とはいえそこはローズ、それだけですむわけがない。コーンウォールを舞台にした好評シリーズ最終巻。
ヨーロッパの小国ラツカヴィア王家を次々と襲う悲劇。陰で糸を引くのは何者か? サリーの弟分ジムと勇敢な少女ベッキーが大活躍。フェニックス賞オナー受賞シリーズ最終巻。
諮問探偵ジム・テイラー、ラツカヴィア王国の王位継承騒動に巻きこまれる。ヴィクトリア朝英国からヨーロッパ大陸へ。サリーの弟分、ジムが大活躍のシリーズ最終巻。
ロンドン郊外の高級住宅地で発生した大量殺人。32人の大人全員が殺され13人の子供が誘拐された。迷宮入りしかけた事件に内務省は精神分析医を招聘した。鬼才作家の予言の書。
娘とともに逃亡生活を余儀なくされたサリー。だが、自ら敵地に飛び込むことで彼女がつかんだ驚愕の真相とは。〈ライラの冒険〉の著者の、もうひとつの名作シリーズ第三弾。
愛する娘との幸せな生活。それを一枚の書類がうちくだいた。見知らぬ男との身に覚えのない結婚と離婚の申し立て。狙いは? 幼い娘を守るため、サリーの新たな戦いが始まる。
肖像画を依頼してきた曰くありげな姉妹。教え子の進学問題。友達以上恋人未満のピアース警部に女友達出現。ローズの身辺は相変わらず穏やかには程遠い。好評シリーズ第五弾。
古びたガレージの暗い陰でぼくは彼を見つけた。誰も知らない不可思議な存在。命の不思議と生の喜びに満ちた、素晴らしい物語。カーネギー賞、ウィットブレッド賞受賞の傑作。宮崎駿氏が推薦!
大富豪の華やかな活躍の陰に秘められた怪しい過去。核心に迫るサリーたちの上に魔の手が。巨大な悪に立ち向かうサリーが最後に下した決断とは。フェニックス賞オナー受賞作。
あやしげな海運会社の倒産と、命を狙われる奇術師。事件の背後に見え隠れする謎の大富豪。名作〈ライラの冒険〉にも負けないスケールと感動。ヴィクトリア朝冒険物語第2弾。
ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、変わり者の少女サリーがもちまえの機転と勇気で、父の死と呪われたルビーの謎に挑む。〈ライラの冒険〉の著者プルマンの傑作シリーズ!
ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、少々変わり者の少女サリーがもちまえの機転と勇気で父の死の謎に挑む。あの〈ライラの冒険〉の著者プルマンの傑作冒険シリーズ第一弾!
ローズがスケッチ中に聞いた女性の悲鳴。つきあい始めたばかりの画家ニックの元恋人が死体で発見され、担当するのはローズの元恋人の警部。そしてローズまでもが容疑者に!
パーティの真っ最中に女主人が墜落死。第一発見者のローズはもちまえの好奇心と観察力をフルに発揮、関係者を調べ始める。コーンウォールの魅力満載のライトミステリ第一弾!
ひきこもりがちな少年は“虎”を見た。ひなびたサーカスがやってきたあの日以来、世界はきのうまでとは明らかにちがう──『肩胛骨は翼のなごり』のアーモンドが放つ最新作。
寂れた炭鉱町に越してきた僕は、風変わりな少年に誘われ、死という名のゲームに加わる。陽射しのもとへ戻るまでに、どれくらい闇の中に……
古びたガレージの茶箱のうしろの暗い陰に、ぼくは不可思議な生き物をみつけた。青蝿の死骸にまみれ、蜘蛛の巣だらけの彼は誰……それとも、なに?
ロンドン郊外の高級住宅地で発生した大量殺人事件。32人の大人全員が惨殺され13人の子供が誘拐された。精神分析医グレヴィルは迷宮入りしかけた……
風変わりな発端、絶妙のユーモア。愛するべき酔いどれ弁護士が八面六臂の大活躍を演じる好短編集!彩り豊かに秀作十編を収録した。
改装なった<カジノ>で看板スターのこびとが殺された。死体隠しと犯人捜しに獅子奮迅の活躍を見せるマローンたち。中期の傑作!