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2014.04.15


酉島伝法の「皆勤の徒」が英訳されます

酉島伝法氏の作品「皆勤の徒」が英訳され、アメリカで今秋刊行予定の幻想小説アンソロジー PHANTASM JAPAN に収録される運びとなりました。

PHANTASM JAPAN table of contents revealed(公式サイトの告知記事、英語)

「皆勤の徒」は、第34回日本SF大賞を受賞した『皆勤の徒』(創元日本SF叢書)の表題作で、どことも知れぬ惑星で奇怪な作業に従事する異形の人々を、卓越した言語感覚を駆使して描く作品です。2011年に第2回創元SF短編賞を受賞した、著者のデビュー作でもあります。

PHANTASM JAPAN は、日本をテーマとしたファンタジー中短編17編(うち日本語作品の英訳6編)を収録するアンソロジーです。これまでに数多くの日本SF、ファンタジー、ホラー作品の英訳出版を手がけているアメリカの出版レーベル Haikasoru より、ペーパーバック/電子書籍で刊行される予定です。
また同書は、同レーベルが2012年に刊行したSFアンソロジー THE FUTURE IS JAPANESE邦訳はハヤカワJコレクションより刊行)に続く、日本作家作品収録アンソロジーとなります。

酉島伝法氏より、以下のメッセージをいただいております。

「皆勤の徒」の翻訳は無理だろう、と言われることが多いのですが、英語もまた言語遊戯に充ち満ちた言葉です。新たな詞壌で育まれる「皆勤の徒」が楽しみです。

なお、短編「皆勤の徒」は単体で電子書籍としても販売しています。



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